こんにちは。茨木はぐみ保育園です。
梅雨に入り、色とりどりのアジサイや、
雨の日に外に出てくる虫たちが見られるようになりましたね。
子どもたちはこの時期ならではの自然に触れたり、
雨の日は室内だからこそ楽しめる遊びを思いきり遊んでいます。
さて今回は、保育園で飼っている生き物をご紹介したいと思います。
毎日、散歩に出かけていると様々な生き物に出逢います。
そんな身近な生き物たちを、観察することや育てることに興味や関心を持ってほしいと願い、
持ち帰り、園で飼い始めることになりました。
まずは、ぐるぐる模様の体に、のっそ~りと不思議な動きをする「カタツムリ」です。
興味津々に観察している子どもたち。
カタツムリの角が出たり入ったりする様子や、
飼育ケースの壁に張り付いた裏側をじーっと見つめていました。
「で~んで~んむ~しむし~♬」と上手に手でカタツムリを作って楽しんでいる姿も見かけましたよ。
そんな可愛いカタツムリを日々観察していると、
みんなで「カタツムリさんのお家を作ってあげよう!」
ということになり、桜通りまで散歩に出かけ、土と枯葉と小枝を拾ってきました。
早速、カゴの中に土と枯葉の布団を敷き、
小枝を立てかけ、これでカタツムリのお家の完成です!
実は枯葉の下にはダンゴムシも。
「カタツムリだけでは寂しいから…」と一緒に連れて帰ってきていましたよ。
優しい心が育まれていますね。
次はこちら「カマキリ」です。
去年の秋に保育園にやってきたカマキリの卵が、
孵化し、たくさんの小さなカマキリの赤ちゃんがたくさん産まれました。
その様子に、子どもたちの目線は釘付け!
「ちっちゃ~い!」「いっぱいいる~!」と子どもたちの可愛いつぶやきがきこえてきました。
虫かごの中には、茨木にある河川敷から取ってきたカマキリのご飯「アブラムシ」もたくさん入っています。
まだまだいるはぐみ保育園の小さな生き物。
どんどんご紹介していきますね。
このように、身近な生き物と触れ合うことで、
子どもたちは、自然や命への考えを深めていくことができます。
また、生き物について調べたり、生き物の特性を知り環境を整えようとすることで、
好奇心や探究心が芽生え、大切にする気持ちを持って生き物に関わろうとします。
人として大切なことをたくさん教えてくれる飼育。
これからも、子どもたちと生き物を大切にお世話しながら
大きく育てていきたいと思います。